私の祖父が98歳という大往生の年齢であの世に旅立ちました。父は、亡くどころか、穏やかな顔の祖父を見て「ありがとう」という言葉をかけたのが印象的でした。父も分かっていたようで、葬儀に関してお願いできるところを、インターネット情報を集めながら、いろいろ葬儀費用などを比較して、内容や会場なども見比べていたようで、祖父の願うお葬式にしてあげたいと言っていました。
母も同じ気持ちだといいます。そんなたいした家族ではないのですが、お互いに尊重し合う、わりと家族同士仲がいいのが唯一の自慢です。祖父もいつもニコニコしていて、私の味方をいつもしてくれたので、祖父との思い出は、楽しいことばかりでした。父も祖父を尊敬していたようです。私の家は、代々続く農家ですが、こだわりを込めた野菜を作り、祖父はその知識を、みんなに教えていました。ですから、祖父をしたう方が、たくさん来てくれて、とても賑やかなお葬式となりました。
葬儀社も、祖父の希望するお葬式をプロデュースしてくれて、父と話し合いながら進めてくれました。祖父の願いは、穏やかな雰囲気、笑ってサヨナラしたいと言っていたのです。遺影も笑顔満点の祖父の写真が飾られ、集まってくれた近所の方も涙よりも笑顔で、「ありがとう」という声が多かったのが驚きました。葬儀に関しての準備やいろいろ、父が全部まとめて葬儀社の方と相談しながら、とてもいいお葬式となりました。私も父を見習って、これからはもう少しきちんとしなくては、そんな気持ちが新たに芽生えてきて、祖父が「そうだね」と言われているような気がしました。
コメントする